スティピュラ
1973年にイタリアのフローレンスに設立され、イタリアメーカーとしては最も新しい部類に入るが、そのデザインは激動の中、花開いたルネサンス時代を思わせます。スティピュラとは古代ローマ人が藁(スティピュラ)を裂いて契約の証としていたところから来ており、この言葉は現在のイタリアでも契約に同意して署名するという意味で使われています。至高の「署名」の道具、さらに自分を記すという究極の役目を全うするため、スティピュラは書き味や触感・素材感、さらには使う人にとってのバランスを最も重視し製作されています。最高の職人たちが一本一本手作りで仕上げるという一貫したスティピュラのクリエイターとしての思想と哲学は、世界中に多くの愛好家を生み愛され続けています。
|