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ウォーターマン
どの会社より長くペンを作り続けてきたウォーターマンは現在でも、パーカー、モンブランに並ぶ3大ブランドの一つであり、フランス最大級のメーカーとして確固たる地域を築いています。その始まりはニューヨークで保険外交員をしていたルイス・エドソン・ウォーターマンは、ある大口契約を取り交わす席で、万全を期して新品のペンを用意していた。ところがそのペンからインクが漏れ、重要な契約書を汚してしまう。ウォーターマンが大急ぎで新しい契約書を持って来たときには既に、ライバル会社と契約を結んだ後だった。この苦い経験が、ウォーターマンに毛細管現象を用いた万年筆を開発させたのである。他にも世界初、グリップ付のキャップを発売するなど、これらの技術と「芸術の都パリ」を髣髴させるスタイリッシュなデザインとで多くの人に人気を博しています。